人はエネルギーにつつまれている

身体を包むエネルギーをとおして色々考えるブログ

辛い過去を数秒で無毒化してしまうTFT療法

TFT療法は様々な可能性と興味を掻き立て満載です。

まずはTFT療法の臨床心理士のロジャー·J·キャラハンの有名な話から。

メアリーの重度水恐怖症治療がTFTの始まりです。

メアリーは治療のためプールの近くに来ると何時も恐怖心から胃の痛みに襲われます。

 

 


メアリーは家でシャワーもままならないほどの水恐怖症です。

水恐怖症の克服のた数日かけてようやくプール近くまで来るまでになったのです。

この時幸いしたのが、ロジャーは臨床心理士ありながら、東洋医学カイロプラクティック(AkA)を学んでいた事です。

 

③胃の痛みを訴えるメアリーに、ロジャーは目の下にある胃のツボを指先で叩くように指示しました。

次の瞬間ある事が起きます。

その出来事は、メアリーがプールサイドまで来て顔に水をパシャパシャかけ始めたのです。

ロジャーが驚いていると

メアリーは「水がもう怖くない!」と言ったのです

 

咄嗟のロジャーの機転がメアリーの胃の痛みを無くすと同時に、長年どんな心理的手法で効果の無かった水恐怖症が克服してしまったのです。

この出来事からTFT療法の研究が始まりました。

研究は感情と複数のツボのパターンをクライアントに試しながら続けらます。

 

TFT療法の研究も進みロジャーはレイプの過去に悩む女性のトラウマ挑みます。

一週間、監禁され暴力とレイプを受け続け、更に口に出来ない酷い事をされた女性です。

 

でも

 

この凄惨なクライアントの心の傷をほぼ消去するのにTFT療法が要した時間は5分でした。

 

過去の不幸な記憶も、そこから悲しみ、怒り、の感情を引くと、只の過去の出来事に過ぎなくなってしまう。

 

只の出来事になる。

 

そうなんです。私達が昔を思い出して、泣いたり、苦しんだりするのは、過去の記憶を思い出した時に、一緒に解凍される感情の為なんです。

 

式にすると

出来事+恐怖、悲しみ=トラウマ

これにTFT療法すると

トラウマーTFT(恐怖、悲しみ)=出来事

結果は出来事のみです。ただの出来事に過ぎなくなります。

TFT療法は引き算の療法かも知れません。

 

ここまではTFTの話でした。


TFTは僕にヒントと可能性を提示してくれました。

そうは言ってもTFT療法の療法パターンはアルゴリズムと言って多用で臨床経験か要。

 

 

そして僕は心理学師ではありません。

 

 

僕なりにTFT療法から、何を学び、何を取り入れ、どう自分の療法に応用するかです。

 

 

ロジャーはTFTを行う時、思考場にチューニングが大切と言います。

 

そしてよりリアルな感情を消去するのです。

 

 

この思考場とよばれるフィールドが重要ポイントです。


ロジャーはチューニングを脳の記憶に求める訳ですが、このチューニングを

 

「オーラエネルギーに求めるとどうなるか?」

 

僕の研究テーマになる訳です。